今回は『ドラゴンクエスト』の非ナンバリング系スマホゲームについて書いていきます。
新作スマホゲーム、『ドラゴンクエスト スマッシュグロウ』がいよいよ2026年4月21日に配信されます。
その『スマッシュグロウ』の配信を記念して、今まで配信されたドラクエ作品の中から、個人的に思い出の深い「サ終(サービス終了)ゲーム」を特集してみたいと思います。
1.ドラゴンクエストライバルズ
配信開始日:2017年11月2日
サービス終了日:2021年7月5日
個人的にいちばんハマったタイトルがこの『ライバルズ』です。ジャンルはDCG(デジタルカードゲーム)で、ドラクエの中でも異色の作品でした。のちに『ライバルズエース』と改題し、2021年7月5日サービス終了。
ゲームの基本内容はシンプルで、縦横3✕2マスの盤面がプレイヤー、敵側にあり、カードを配置して相手のキャラのHPをゼロにすれば勝ち。
まあ、ぶっちゃけ、基礎部分は『ハースストーン』とか『シャドウバース』と大差ないです。でもこの配置という要素が意外に奥深く、個性になっていました。
キャラボイスが豪華
ドラクエというと、近年は声優を積極的に起用していますが、実はこの『ライバルズ』が初出というキャラが多数です。たとえば、『ドラクエ7』のキーファは宮野真守さんが担当していますが、最近話題になったリメイク版(正確にはリイマジンド)よりもこちらのほうが先。
また、魔王やボス系も超豪華で、ゾーマの大塚明夫さん、エビルプリーストの島田敏さんは超ハマり役。もちろんこれもライバルズが初出です。
根幹部分もしっかりしている
デッキはこの2つ使いました〜床アリーナは多分現環境で一番強いデッキだと思うんでここは間違いなかったです!トルネコはいたって普通な形です〜この組み合わせだとコントロール2つの相手に負けるだろうなと思ったらしっかりその組み合わせに負けたのでデッキ選択ミスだったなと思います pic.twitter.com/lfyc2Wfu5a
— テンシュラ (@baiso2) July 15, 2018
ここまでだと「単なるキャラゲーなの?」と思われるかもしれませんが、もちろんカードゲーム部分もきちんとしています。
速攻やMP増幅、直接相手のキャラを攻撃するウィッチ系、タロットカードの効果で相手をかき乱す型…タイプ別のキャラを使い分け、そのキャラごとにもデッキで個性を付けられ、まさに無限の組み合わせがあります。
激ヤバの闘技場
他にも、「闘技場」というモードがあって、これは通常のランクマッチとは異なり、「同じカードは2枚まで」のルールが撤廃されています。つまり、強いカードを限界まで詰め込んだデッキもできるんです。
ドラクエライバルズの闘技場でアホみたいなデッキが出来て草🐥 pic.twitter.com/VY7b9hd2Cd
— なみまる (@sakisaki4732) December 26, 2017
たとえば、こういうマナコスト(ライバルズではMP)を最初から爆上げしてゾーマ出しまくる…みたいな小学生的発想のデッキもできるんです。こんなのランクマで成立したら全員ゲームやめるレベルなんですが、闘技場だから許されていました。
なぜサ終?
肝心の部分です。これは結構ハッキリしていて、うまくマネタイズができなかったことが原因。特に初期は前述の闘技場報酬が破格すぎて、上手い人は無課金で延々とパックを剥けるという有様。運営は謝罪し方針転換しましたが、『ライバルズエース』として仕切り直しても結局セルランは微妙でした。
2.ドラゴンクエスト モンスターズスーパーライト
配信開始日:2014年1月23日
サービス終了日:2024年1月31日
通称『DQMSL』。こちらもサ終ゲーです。『DQMSL』といえば悪名高いガチャがかなり有名です。ソシャゲガチャ黎明期からスタートしているのでまだルールが曖昧で精査されていない部分もあったとはいえ、かなり悪どい。
スクエニのスマホゲーのガチャの炎上騒動でdqmslのわたかす思い出した pic.twitter.com/qDVHFLs8QW
— プルート (@pluto101dqx) June 29, 2021
中でも伝説化しているのがこの地図ガチャ。金色の地図がもちろんレアなんですが、引いた途端に手前から銀色の地図が出てくる!いや、わたぼう金色の地図は…!と問題視する人が続出。一部ではワタカスとか呼ばれてしまいましたが、もちろん悪いのはスクエニ運営です。
3.星のドラゴンクエスト
配信開始日:2015年10月15日
サービス終了日:2025年10月31日
こちらは何と本当にユーザー側から裁判まで起こされています。「レジェンド宝箱ふくびき」を巡って、ガチャの排出確率を巡って紛糾。争点は「★5そうび」の確率なんですが、全体で7%と表記しており、「期間限定」「その他」の排出率が不明。
2018年9月18日「星ドラ集団訴訟」東京地裁編、敗訴です!東京高裁へ控訴準備中です。地裁から判決文が郵送されてきたら、詳細アップする予定です。
【≪主文≫1.原告らの請求をいずれも棄却する。 2.訴訟費用は原告らの負担とする。】
— 星ドラ集団訴訟ツイッター (@hoshidora_sosho) September 18, 2018
まあこの辺は実際にゲームをプレイしているユーザーと裁判官の意識の差がかなり分かれるでしょうね。ちなみにこの裁判はユーザー側が敗訴。ただ、のちのガチャゲーの排出率は小数点単位までかなり細かく表示されるようになったので、無駄ではなかったように思えます。
4.ドラゴンクエスト どこでもモンスターズパレード
配信開始日:ブラウザ版 2013年9月2日、スマホ版 2015年6月25日
サービス終了日:ブラウザ版 2019年6月24日、スマホ版 2020年7月31日
通称『モンパレ』。もともとブラウザゲームで、筆者はこちらのほうが好きでした。左から右方向にオートで進むキャラバンの仲間キャラクターを、ハンドによって「つまむ」ことができます。キャラを直接操作はできないんですが、戦闘に関与はできるわけですね。
攻撃範囲は決まっているので、HPの低い仲間を避難させたり、逆に前衛に出して活躍させたり…。基本オートなので、危なっかしい我が子を見守るような、パパ・ママ目線で遊べるゲームでした。
5.ドラゴンクエストけしケシ!
配信開始日:2021年12月1日
サービス終了日:2024年7月31日
通称『けしケシ!』。……まあ見た目からして完全に『ツムツム』ですよね。タイトルも似ているし。カジュアル層を取り込むにはそもそもドラクエである必要性がなく、あまりユーザー層が見えて来ない作品でした。
ガチャ課金構造としても問題点が指摘されていて、フレンド枠の増加で時間をかけさえすれば稼ぎやすくなり、結果として無課金勢でも問題なくプレイできてしまう状態でした。「無課金でも遊べる」は一見いいことですが、結局サービス終了を早めてしまう原因にもなるので、バランスが難しいところですね。
6.ドラゴンクエスト チャンピオンズ
配信開始日:2023年6月13日
サービス終了日:2024年7月30日
1年ほどでサ終。まあ、この結果から分かる通り、評判は最悪でした。驚いたのが、作品発表後に即炎上したこと。まだサービスが始まってないのに炎上するのは前代未聞です。バトルロワイヤル、いわゆるバトロワ系のゲームだったんですが、既に無数にあるバトロワにかなりの後発としてドラクエが参入すること自体を疑問視する声がほとんどでした。
実際プレイしてみると、やはりドラクエとバトロワの相性の悪さが目立ちます。マップ上を駆け回り、相手と遭遇するとドラクエ的な戦闘画面に切り替わります。これが非常にテンポが悪い。一応、ナンバリングよりは戦闘がサクサク進むようには配慮されているんですが、それでもバトロワをやり慣れたプレーヤーからするとテンポ悪すぎの凡作としか感じられませんでした。
まとめ
今回は、『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』の配信を記念して、これまでのドラクエサ終ゲームを特集してみました。ちょっと意地悪な企画ですが、炎上や問題点から目をそらさず、ブラッシュアップして、きちんと次に繋げて欲しい…というのがユーザーの思いです。
もちろん配信後に『ドラゴンクエストスマッシュグロウ』のプレイ感想記事もお届けしますよ。お楽しみに!