数多くのDRPGやホラーアドベンチャージャンルの作品をリリースしてきたゲームメーカー・エクスペリエンス。
そのエクスペリエンスの新作DRPG作品「デモンキルデモン~黄泉1984~」が、2026年5月28日に発売となります。
それに先駆けて、エクスペリエンスは2026年5月21日に本作の体験版をリリース。
今回はデモンキルデモン~黄泉1984~の体験版を実際に遊び、その遊び心地や作品の雰囲気についてレポートします。
デモンキルデモン~黄泉1984~が気になっているという人は、参考にしてみてください。
デモンキルデモン~黄泉1984~とはどんなゲーム?
「デモンキルデモン~黄泉1984~」は、2026年5月28日に発売される、エクスペリエンスのゲーム作品。
ジャンルはDRPGで、発売プラットフォームはNintendo Switchです。
「黄泉」と呼ばれる、所謂ダンジョンに閉じ込められた黄泉高校の生徒や教員が、生きて帰るために武器を取り、脱出を目指すというストーリーで展開されます。
現在に伝わる歴史とは違う発展をし、独自の文化を築いた昭和の世界を舞台とした、独特のグラフィックと空気感、そして怪奇ホラー要素を含む作品デザインが大きな特徴の作品です。
デモンキルデモン~黄泉1984~は続編!前作「黄泉ヲ裂ク華」とは?

デモンキルデモン~黄泉1984~はエクスペリエンスの他DRPG作品の続編として制作されています。
その前作のタイトルが「黄泉ヲ裂ク華」で、2020年6月12日にリリースされた作品でした。
舞台は1979年の日本・東京で、主人公は日本に突如現れた「黄泉」というダンジョンを調査・内部資源を採掘する「地下探行士」という職業に就く人物。
会社として黄泉内で採掘作業をしようとしている中で、会社社長らと共々に閉じ込められてしまい、脱出をはかる、というストーリーで展開されていきます。
デモンキルデモン~黄泉1984~は黄泉ヲ裂ク華の5年後の話であり、世界観や時代設定、その他多くの要素が共通しているのも大きな特徴。
前作の内容を踏まえた展開も多く用意され、物語も濃密に絡み合う可能性が高いため、黄泉ヲ裂ク華については多少なりと知っていた方が本作の内容を楽しめると推測されます。
デモンキルデモン~黄泉1984~の体験版が配信開始!ゲームを遊んでレビュー

デモンキルデモン~黄泉1984~は2026年5月28日に発売することが決定していますが、それに先駆けて、2026年5月21日に本作の導入部分を遊べる体験版がリリースされました。
それでは、今回はこのデモンキルデモン~黄泉1984~の体験版を実際に遊んで、どのような作品の雰囲気なのか、システムや難易度について詳しく解説・レビューしていきます。
シビアで没入感の高いシナリオ

デモンキルデモン~黄泉1984~の物語は、黄泉高校に通う主人公が、日本で多発する神隠しのような現象・通称消失事件に巻き込まれ、自分が通う1年A組のクラスごと消えてしまうという展開から始まります。
転移した先は危険なダンジョン・黄泉の中であり、主人公を含めた1年A組の仲間たちは、全員ダンジョンの中にいた機械の怪物・デモンに殺されて全滅してしまうのです。
主人公は先に消失事件に巻き込まれていた軍人のマイケル・ゴンドと、天河羽衣里に拾われて蘇生を施されると、共に黄泉から脱出するために行動していくことになります。
以上のように、本作の主人公、及び仲間たちは非常にハードな状況に追い込まれたところからスタート。
ここに至るまで、基本的には一人称視点でテキストは綴られ、非常に没入感が高くなっています。
テキスト量自体はストーリー重視のRPGに比べて少な目だとは思いますが、その分主人公の心境や性格に想像の余地があり、ついつい感情移入して物語を進めてしまいますね。
シビアな世界を自分たちの力で生き抜いていくぞ、と他人事ではない感情を抱いて物語を進められるでしょう。
尚、主人公の外見や性別、性格や職業などは、シナリオの都合上固定されている「1年A組の生徒である」という部分以外は、基本的にある程度幅広く変更可能。
自分だけの主人公を作れる、というのも、本作のシナリオへの没入感を高めてくれる箇所です。
緊張感たっぷりの戦闘シーン

デモンキルデモン~黄泉1984~の戦闘は、DRPGや日本製RPGではお馴染みの、ターン制コマンドバトルとなっています。
自分の実力1本で道を切り開くというよりは、仲間と協力して戦略を練り、活路を見出すという方式です。
そして、本作の戦闘の難易度は、決して簡単ではありません。
ただ闇雲に味方を作り、適当な指示を出しているだけでは、怪物ひしめく黄泉を生き残ることは決してできないでしょう。
特に体験版の時点では物資も装備も、更には仲間の数も心許ない状態での戦闘が展開されるため、油断は禁物です。
仲間の職業や能力及び戦闘中の隊列、戦闘中に使用する職能(スキル)や攻撃優先順位の選定などをしっかりと吟味し、持てる力を出しながら戦いを進行していきましょう。
しかし本作は戦闘難易度自体は高めなものの、主人公を含めたキャラクターたちの職業をノーリスクで変更できたり、職能の振り分けを自由に変更可能となっています。
うまくいかない組み合わせであると思った場合、何度も試行錯誤して最良の組み合わせを探すこともできるのです。
従って、戦闘難易度は低くないですが、DRPG的なシステムとしては優しく、トライ&エラーで作品を進めて行ける、という利点がありました。
チュートリアルも手厚く、わかりやすいため、難易度はそこそこながら、初心者でも手を出しやすいDRPGです。
他作品に類を見ない独特の新規システム

デモンキルデモン~黄泉1984~では、体験版配信前から「仲間の死体すら利用して生き残る」ということが強調され続けていました。
そのシビアな価値観を落とし込んだ場所は、なんとキャラクターメイク部分。
本作のキャラクターメイクは、従来のエクスペリエンス作品や多くのDRPG作品のように、作成枠が余っていれば無限にキャラクターを作れるわけではありません。
ダンジョンの中で特殊なアイコンとして表示される死体を獲得し、それをトークンとしてキャラクターを作成することとなります。
従って、キャラクターメイクのタイミングや数は序盤から大きく制限されると言っても過言ではないですね。
「ここでは○○の方が有効だからメンバー作って育てて…」というような、人をとっかえひっかえするような戦法を取ることは、特に序盤ではかなり難しくなっています。
限りある資源をどれだけ有効に利用し、ギリギリの状況を生き抜いていくのかが問われる、世界観や作品コンセプトにもピッタリのシステムですね。
不便であり、時に難易度を理不尽に上げることになるとは思いますが、作品の内容的にも納得できる部分でしょう。
ちなみに、死体から蘇生したメンバーも、主人公同様に自由にキャラクターメイキング可能。
拾ったトークンによってメンバーが固定されるという事態にはなりませんので、安心してください。
デモンキルデモン~黄泉1984~体験版遊んでみた:まとめ
エクスペリエンスの新作DRPG「デモンキルデモン~黄泉1984~」は、2026年5月28日に発売予定です。
その発売前に作品の序盤に触れられる体験版が2026年5月21日に配信を開始しました。
没入感たっぷりでどこか特撮怪奇ホラーじみた世界観のシナリオ、一筋縄ではいかない戦闘、シビアな世界観を深めるシステムを体験することができるでしょう。
しかしながらDRPG作品としてはチュートリアルや解説も非常に多く、転職や職能の振り分けがノーリスクな部分など、他作品に比べれば比較的優しいシステムがあり、遊びやすくはなっています。
作品グラフィックやストーリーも他にあまり類を見ないところが多く、システムも突き詰めていくとハマっていくタイプのゲームと言っても過言ではありません。
初心者にも手を出しやすい部分が多いため、気になった人は気軽に体験版からプレイしてみてはいかがでしょうか。